年の瀬も歯科検診を受けてしっかりとケアしましょう
杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。
秋の爽やかな期間もあっという間に過ぎ、冬の空気になってきております。朝晩の寒さが厳しい日もあり、昼夜の気温差で体調管理も難しい季節です。風邪も流行っているようですので、うがいや手洗いなど、風邪予防を忘れないようにしないといけませんね。
感染症も5類扱いになり、コロナ前の状況が少し戻ってきているように感じます(といってもあまり遅い時間までの会食は減りました)。大勢で集まっての忘年会なども12月に入ると増えることと思いますが、まだまだ慎重な姿勢で楽しまないといけませんね。
このところ街中では海外からの旅行者の姿を多く見るようになりました。日本の物価の安さや、円安による影響ではないかと思いますが、人口減少が続く日本にとっては観光産業やホテル業界の活性化は必須であるなどの意見も聞き、世の中の変遷を感じます。その反面、日本から海外に旅行となりますと以前に比べるとかなり高額な費用が必要な状況で、ハードルが上がってしまっていますね。ちょっと気軽に海外・・・などは昔の話ですね。とはいえ、国内にもたくさんの見所があり、美味しい食事や温泉など、楽しむことに事欠かない観光名所がたくさんあるので、国内観光でゆっくりとリフレッシュするのが今後のトレンドになるかもしれません。私も、今まで行ったことのないエリアにも足を延ばして休日を楽しめればなと思っております。
少し歯科治療の話になります。
口腔内の2大疾患は虫歯と歯周病ではないかと思います。それぞれの疾患に対して様々な新しい治療手法や、エビデンスが生まれてきます。今回は歯周病に関しての話題になります。
歯周病は、歯の周囲の組織が歯周病菌によって炎症を起こし、ダメージを受ける事により発症する疾患です。歯を支えている歯槽骨までダメージを受けてしまうと中等度以上の歯周病という事になり、元の状態に戻すことが非常に難しくなる厄介な疾患です。ただ、きちんとホームケアのコントロールができていて、炎症も落ち着いている場合には歯周組織を再生させる方法においても様々な新しい薬剤や治療法が出てきています。一度失われた歯槽骨が少しでも再生することは歯の寿命を延ばすことに直結しますので、条件が整っているケースでは治療を案内させていただいております。詳しい治療内容は衛生士や歯科医師に相談してもらい、適応症かどうか診断することとなりますので、ご興味なる方は遠慮なくお問い合わせください。
治療法や、臨床で使用する医療器具は日進月歩ですので、今後も日々新しい情報を収集し、より良いサービスを提供できるようにしっかりと勉強してまいります!
なお、杉並区成人歯科検診、高齢者歯科検診の期日が12月28日までとなっております。検診ご希望の患者様はお早めにお問い合わせくださいますようお願いいたします。
では今月もどうぞよろしくお願いいたします。
医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院
理事長 定村正之