時の流れ
こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院の定村正之です。
1年で最も寒さが厳しい時期を迎え、インフルエンザの流行も全国でニュースになっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザは、湿度が低い環境で感染しやすいことが知られていますので、室内は加湿するなどして、少しでも感染予防に努めないといけませんね。私も、自宅では加湿器をフル稼働させて、感染予防に努めております。
年末から2月にかけ、医院では、衛生士の退職や歯科医師の入職など、人の動きがありました。長年医院を支えてきたスタッフの退職に際しては、多くの患者様から心遣いのお言葉を頂き、改めてスタッフ一人一人の大切さを痛感させられました。大局的に見ているばかりでは目に付きにくいことですが、一つ一つの患者様とのコミュニケーションの積み重ねあっての定村歯科医院だなあと感じた次第です。
日本だけの問題ではないようですが、若年者の人手不足から、求人採用の難しさというものを感じることが多くなってきています。患者様あっての歯科医院ですが、患者様への直接のサポートを行うスタッフの確保や教育も重要であるが故、スタッフに仕事へのやりがいを感じてもらえるようにすることや、仕事を通じて豊かな人生を歩んでいただきたいという気持ちも強くなる一方です。ホワイト企業とか、ブラック企業などという一昔前までは珍しかった言葉もすっかり耳慣れてきましたよね。
職人的な要素もある医療業界は、その仕事の性質上、単純に時間のみで割り切った仕事がやりにくい業種だと思っておりますが、そうとばかり言っていられない昨今です。どのような診療体系が最もバランスが良いか試行錯誤しながら色々なアイデアを実際の診療に反映させておりますが、時代の流れもあり、簡単に答えが出る気配はありません。
歯科診療を通じて患者様に口腔から全身の健康をサポートしていきたいという気持ちを第一に考えつつ、診療スタイルやスタッフ構成を色々と変化させていく一年になりそうです。
患者様に喜んでいただく事と、スタッフが仕事にやりがいを感じてもらう事には深い相関関係があると思います。どちらかに偏った仕事の進め方では無理が生じますので、バランスを取りながら進めていきたいですね。
スタッフにも患者様にも喜んでいただける歯科医院で居続ける事を今年の大きな目標にして精進してまいります!