こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。

 

 台風の季節となり、日本列島を直撃する台風の影響による被害が各地で出ております。被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を祈ります。

 東京でも台風15号の際にはその影響が朝の出勤時刻と重なり、当日は多くのスタッフがその影響を受けてしまいました。年々台風が大型化してきているように感じますし、昔の典型的な台風の進路とは少し違うルートで進行することもあるところがこの先の不安を強めますね。災害に備える事は医院の管理者の一つに仕事でもあり、この季節は本当に気が抜けません。

 

 医院は、9月に受付エリアを中心とした内装工事を行い、少し院内の模様替えとなりました。今後の受付会計システムの改善を視野に入れた内装工事で、年内には新しい会計システムの導入になるかと思われます(具体的な時期などは、またお知らせいたします!)。

 

 また、発注からかなり待たされましたが新しい口腔清掃の機械としてEMS社のエアフローシステムが2台入りました(大人気の機械で、納品にかなりの時間がかかってしまう状況でした)。この口腔クリーニングシステムは「パウダーメインテナンス」というシステムで、専用の細かい清掃パウダーを水とエアーに混ぜ込んで歯や歯周ポケット内に吹き付けることで細かい汚れを隅々まで痛みなく除去することが出来るという優れものの機械です。しかも、歯や被せものへのダメージも全くないという歯に優しいメンテナンス方法になります。インプラントで治療を行った患者様や、歯周ポケットが深い患者様には最適なメンテナンス方法と言われ、世界的にメンテナンスの主流になってきている方法です。当院でも、衛生士を中心にトレーニングを積んで皆様へのメインテンスで使用する準備を整えてきておりますので是非お試しください!

 

 更に、デンツプライシロナ社からこの秋、新発売となりました口腔内スキャナー「プライムスキャン」も導入されました。この口腔内スキャナーを使用して歯の型を採ったり、インプラントの型を採ったりすることが出来るようになりましたので、今までの粘土のようなものを使っての型取りが、カメラによる型取りに変わったことになります。

 型取りの苦しさの解消、短時間での型取り、精密さの向上などが達成されましたので、適応症例には随時使用していく予定です。

 

 新しい環境と新しい機械が加わったことで、診療の幅も広がり、患者様にも一層高いレベルのサービスを提供できるようになったのではないかと感じております。今後も、勉強を続け、診療環境の改善と、診療機器の新規導入には積極的な姿勢で臨んでいきたいと思っております!

 

 また個人的には、博多で開催されました「第49回日本口腔インプラント学会」にて一般口演部門で口頭発表の機会を頂き、何とか無事に発表を行うことが出来ました。準備も非常に大変でしたが、多くの先生方にサポートを受け、何とか無事に執り行うことが出来た感じです。今後も、発表の機会がある可能性もあり、ますます勉強もしっかりとやらないといけないと気持ちが引き締まります。

 

 食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・色々と楽しみが盛りだくさんになりそうな季節ですので、歯のケアにも気を付けつつ、秋を満喫していきたいですね!

 

では今月もよろしくお願いいたします! 

医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院

理事長 定村正之

 

 

 

医療法人社団 東京哲翔会