こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。

 

なかなか明るい話題が少ない昨今ですね。緊急事態宣言という今まで経験のない世界に突入し、世の中全体が見えない暗いベールで被われたかのような気持ちになります。とはいうものの世界に目を向ければ、COVID-19感染の拡大傾向が解消されてきているエリアもあるようで、日本も近い将来、感染拡大に歯止めがかかり、平静な日々が戻ってくると信じて日々、仕事に向き合うようにしております。

 

歯科診療を行うという事、治療を受けに来ていただく事、それぞれにリスクがあることは承知しております。口腔内は、唾液やプラークの存在により、清潔なエリアとは言えないことから、治療する側としましては様々な工夫を行い、双方に感染が生じないように細心の注意を払って仕事に取り組んでおります。

 

口腔を経由して感染する疾患が多くあることもわかっており、感染予防に関しては、COVID-19の問題が生じる以前から様々な施策を講じておりました。口腔内で使用する器具の滅菌の徹底はもちろんの事、空気清浄や、医院環境の衛生管理などスタッフの意見なども取り入れながら消毒滅菌のレベルを上げることで、勤務するスタッフの安全と患者様への安心感を少しでも向上させるようにと考えてきました。今回の緊急事態宣言発令に伴い、診療体制の縮小を余儀なくされておりますが、時間はたっぷりとあるので、これを良い機会と捉え、より一層の感染予防対策の強化を図っております。消毒滅菌のレベルアップには上限が無いと思われます。考えられる現実的な施策を一つ一つ実現させていくように、この期間で色々と見直しを行い、より良い環境で皆様をお迎えできるように準備をしております。

 

世の中には変えることが出来るものと、変えることが出来ないものがあります。変えることが出来ることに対しては、変えていく勇気を持ち、変えられないものに対しては受け入れる強さを持つことが重要だと感じています。どんなに努力しても降っている雨を晴らす事は出来ませんが、雨の日を充実させて過ごす工夫は出来ます。今するべきことをしっかりと行い、晴れの日を待つという姿勢で日々過ごしております。

 

まだまだ感染の終息は見えない状況ではありますが、口腔ケアの重要性もマスコミで発信されており、このような状況の中でも治療や、口腔ケアで来院していただいている患者様には、感謝の気持ちをいつも以上に持ち、しっかりと治療を行っていこうとスタッフ一同頑張っていく所存でおります。

 

緊急事態宣言解除まで今しばらくの辛抱となります。口腔内の事で気になる事がございましたらどうぞご連絡ください。出来る限り対応させていただきます!

 

医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院

理事長 定村正之

医療法人社団 東京哲翔会