杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。

2021年も様々な出来事を経験しながら10カ月が経過し、残すところ2カ月となりました。9月、10月となかなか秋らしい爽やかな空気を感じる日が少なかったように思いますが、冬というには早い感じもあり、何とも微妙な気候に感じております。

 

衆議院議員選挙や、眞子様のご結婚、新型コロナウィルス感染者数の激減現症、各地で発生する地震や火山の噴火など、世の中もなんだか変動期を感じさせる動きが多くなっているように感じます。変動期は、他力本願の思考回路ではなく、自分自身で考える事、選択する事、行動する事がより重要になってくると言われております。

皆が言っているから・・・とか、テレビや新聞に書いてあるから・・・という基準で自身の人生を委ねてしまう事が全ていけないというわけではないと思いますが、自分自身の感覚を研ぎ澄ませ、本当に自分が望む方向をしっかりと見据えて仕事や生活に臨むことが重要であるように感じます。

 

医院も世の中の流れに振り回されるのではなく、医院としての医療への姿勢やスタッフ間のルールの確認などをきちんと行いながらより強いチームになるよう努力をしている最中です。新たに加わったスタッフ達も日々成長しながら、各自が自分自身を仕事の現場で生き生きと輝かせるための施策を各自の頭で考え、目標を立て、行動で示していくという形に少しずつ慣れてきている様子が見受けられます。実践的な目標を立て、計画的に目標を達成していくスタッフは確実に成長しており、この循環を沁みこませていく事で個人個人も医院も着実に成長していくのではないかと期待しているところであります。

と言いながらもまだまだ行き届かないこともあり、うまくいかないことも発生してしまっておりますが、一つ一つの躓きを成長の糧にしていく事で無駄な経験はないと思って対処しております。幸いスタッフ達も様々なトラブルが起きても前向きに対応してくれることが多く、感謝することの多い日々を過ごしています。

 

私自身にも言える事ですが、人は自分に厳しくすることの重要性を頭では認識しているものの、ついつい楽な方に流されてしまいがちです。毎日毎日、厳しいことばかりを自分に課していく事は困難ではありますが、少しだけ限界を超える課題を課しながら日々を送っていけるように習慣づけたいですね。

 

これから年末にかけて空気の乾燥や、寒暖差などで体調管理も難しい季節になってきますので、スタッフ一同健康管理に一層気を付けながら、しっかりと診療を守っていきたいと思っております。
私個人も、年々体力が自然に落ちていく事を考慮して、少しずつ運動を習慣に取り入れ、日々の食事にも気を遣うようにして、心身の健康増進に努めていこうと思っております。

 

最後に健康に関連して、最近知った情報を少し紹介します。
ソフトバンク会長兼社長である孫正義氏ですが、健康に関して最も気を付けているのが「歯」という嬉しいコメントを見つけました。お酒は一滴も飲めず、食事にもこだわりが無いということで有名な孫さんですが、至極多忙な毎日を過ごされる中、必ず3カ月に1回は歯の検診の為の時間を取るようにしているとの事です。世界を相手に仕事を行うという性質からか、美しい歯をキープすることの重要性を強く認識されているのでしょうが、孫さんだけでなく多くの経営トップの方々は歯科医院の定期検診を受診する習慣をお持ちだといわれています。今や、経営者のみならず一般の方であっても定期的な歯の検診を行い、歯周病予防や虫歯の早期発見を心掛けることは常識化しているように感じます。日本も少しずつ世界基準に健康意識が近づいてきたようですね!

 

患者様や医院に関わる多くの方々におかれましても、口腔の健康維持増進と共に体調管理に気を付けながら過ごす季節になるかと思います。歯の検診だけでなく、各々にマッチした健康法などを継続実践しながら、これから本格化する冬を乗り越えていきたいですね!

 

では今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院

理事長 定村正之

医療法人社団 東京哲翔会