予期せぬ事態にも落ち着いて
こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。
この度の新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、大変な状況の中で医院の診療に関わってくださいます患者様や関係業者様、そして一緒に働くスタッフの皆様に心から感謝を申し上げます。
また、残念ながら感染により健康を害されてしまった方々の一刻も早い回復をお祈りしております。そしてお亡くなりになられてしまった方のご冥福を心よりお祈りいたします。
ゴールデンウィークに入ったというものの、例年のワクワクウキウキという気持ちとは遠く離れた気持ちで過ごさないといけない状況が続いており、何とも複雑な休暇を過ごしております。
緊急事態宣言という特殊な状況下、様々な制約の中、自分が今できることは何かないか?医療機関として何かできることはないか?と考え続ける日々でしたが、もうしばらくこの思案は続きそうです。
4月は、国や都から勤務人員の削減要請があったことから出来る限りの縮小診療体制を取っておりました。
現在、ゴールデンウィーク明けも非常事態宣言による制約が続く可能性が高いものの、歯科治療へのニーズも多くの希望を寄せられており、少し診療の体制を整えて5月を準備しております。「不要不急の歯科治療」は考え方にもよりますが、基本的にはないと思っております。ただ、どうしても今直ぐでないといけないか?というところまで突き詰めれば、不急の治療は確かにあります。判断に悩んでの電話相談も多く寄せられております。迷う場合は、遠慮なく医院までお問い合わせください。
医院としましては、ますますの感染予防対策の強化や環境整備を進めて、少しでも安心できるサービスの提供を行えるように努めてまいります。
実業家である南場智子さんのお言葉ですが・・・
予期せぬ壁が唐突に立ちはだかったとき、
「問題を解決しよう」と闘志を燃やす人の共通点は、
ネガティブな状況が生じた際に
「ひと(誰が問題か)」ではなく
「こと(何が問題か)」に向き合う姿勢にあると思います。
という言葉があります。
今の状況下はまさに「予期せぬ壁が唐突に立ちはだかった」状況かと思いますが、こういう時こそ、問題点の冷静な判断と対応を心掛けないといけませんね。
歯科医院経営だけでなく、人生には様々な壁が前触れもなく現れるものです。前向きな気持ちを待って対応することはもちろんですが、問題を誰かのせいにすることや、人を責めるようなことにエネルギーを使うのではなく、自分自身の前向きな気持ちにエネルギーを集中させて一つひとつ壁を崩していくしかないと思います。
今月も、未知の領域での仕事が続きそうですが、前向きに進んで行きたいと思います!
心身の健康を保ち、事態の終息を待ちましょう。どうぞ今月もよろしくお願いいたします。
医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院
理事長 定村正之