目標を持つこと
こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。
あっという間に年の半分が過ぎてしまいました。今年の前半はすっかり新型コロナウィルスに振り回されてしまった感が強く、診療面だけでなく、生活面でも様々な影響を感じました。この影響や変化は、今後も続いていくものと思いますが、何とかうまい妥協点を見出して、生活に安心感や希望を持てるようにしていきたいですね。
さて、今年に入ってから当医院ではスタッフ一人一人に目標の設定をしてもらうという取り組みを始めました。一人一人、色々な目標を考え、掲げてもらっていますが、この「目標」というものは、なかなか面白いもので、うまく活用すれば自分自身の成長を加速させることも出来るものだと思っています。
そして「目標」とは少しニュアンスが異なりますが「夢」というものもあります。この「目標」と「夢」ですが、紙に手書きで記載することでその達成が近づくという事はよく聞きますよね。
では、なぜ紙に書くと達成が近づくのか考えたことはありますか?
我々は、日々起こることに対して常に「選択」をしています。朝起きてから夜眠りにつくまで人は約8000回の「選択」をしていると言われています。例えば・・・「今日は雨が降りそうだな・・・傘を持っていこうかな・・・」というのも選択の一つですし、道を歩いているときに前から人が来た時に右によけるか左によけるかを決めるのも選択です。
更に、顕在意識より深い潜在意識レベルでもたくさんの選択をしています。例えば、玄関で靴を履くときに右から履くか左から履くか、というのも意識しないでも選択をしているのです。その他にも、呼吸のタイミングや瞬き、つばを飲み込むタイミングなども潜在意識下で選択をしていることの一つになります。これらの選択まで含めると人は1日に15万回の選択をしていると言われています。
私たちはこのように意識していようがしていまいが、多くの選択をして自分自身を形成しているのです。「こんなはずではなかった・・・」なんて言っても、それは自分が選択したことの結果に過ぎないのです。だから言い訳をしても、誰かのせいにしてもダメなのですね・・・。
そして、「目標」「夢」を手書きすると実現しやすくなるという話に戻るのですが、この「手で書く」という作業が実は「潜在意識の情報」を変化させるという事と大きく関連しているということが知られています。潜在意識での様々な選択を、夢や目標を実現するという方向を向いた状態にしていく事で、一つ一つの小さな選択をすること自体が自動的に夢や目標の実現に向かう事になってくるというわけです。
ちょうど季節は七夕ですね。七夕では願い事を短冊に書いて笹に飾り付けをしますね。これも願い事を叶える大きな手段の一つかもしれませんね!!
では、今月も良い目標や夢を意識して頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院
理事長 定村正之