見えない絆を大切に
杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。
過ごしやすい季節となっておりますが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?この時期は太陽の出ている時間帯が長く、夕方になっても明るいことも多くなってきています。朝も早い時間帯から太陽が昇っていて、起き掛けの明るさで、すがすがしい気持ちになりますね。
色々と制約の多い毎日の中でも海外での若い日本人アスリートの活躍が連日ニュースに登り、暗くなりがちな気持ちに明るい光を差し込ませてくれますね。テニスの大坂選手、バスケットNBAで大活躍の八村選手、ゴルフのメジャー大会を制覇した松山選手、連日投打で過去に類を見ない大活躍の大谷選手など、本当に世界レベルのアスリートのニュースは驚きと共に、気持ちも盛り上がってしまうものです。今後の益々の活躍に目が離せませんね。
日々の現実に目を向ければ緊急事態宣言の延長が発令され、まだまだ我慢の状況が続くことにストレスも感じてしまいます。国家を超越した今回の新型コロナウィルスの危機ということで、ひとまず国の方針には素直に従うのが一番ではないかとも思う一方、長引く緊急事態宣言の影響を受ける多くの中小企業が限界を迎え、倒れていくニュースなどを目にすると、何とかならないものかと憤りも感じてしまいます。
人は誰も一人では生きていくことは出来ず、人と人とのコミュニケーションや見えない絆があることで安心を感じているものです。その人と人との距離の取り方が非常に難しくなっているこの頃ですが、それでも様々な手段でみんなの体温を感じ、言葉を受け止め、支え合って生き抜いていく事が重要ではないかと思います。トンネルの出口は見えてきませんが、前向きに捉える気持ちを忘れずに、日々を大切に過ごしていきたいものです。
医院は、緊急事態宣言の影響も受けてはいますが、それでも多くの患者様方の口腔の健康向上への意識に応えるべく様々な環境整備をしながら日々の診療を粛々と進めております。幸いスタッフの健康状況も問題など発生することなく過ごしております。健康であることを当たり前に思わず、感謝の気持ちと、健康をきちんと維持増進させていくという明確な意志を持って仕事や生活に臨んでいく事が何よりも重要だと考えております。
ストレスも自覚できるタイプのストレスもあれば、目に見えないストレスも多くあるものです。こんなご時世ですので、患者様の中にもストレスによる咬合力の異常などが原因とも思われる口腔のアクシデントで来院される方もいらっしゃいます。自分の力では変えることのできない問題があることをうまく受け止め、時には肩透かしをする気持ちで問題をうまくやり過ごし、心身の健康バランスを維持していきたいものですね。
なお、6月23日、24日の両日ですが院内研修のため臨時で休診とさせていただきます。ご迷惑をお掛け致しますが予めご了承ください。その他の医院スケジュールなどは、ホームページの「お知らせ」からご確認いただけますようにお願いいたします。
では今月もどうぞよろしくお願いいたします。
医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院
理事長 定村正之