マイクロスコープを増設いたしました
こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。
まだまだ寒さが厳しい日もありますが、日中の時間帯が長くなってきたこともあり春を感じる場面も多くなってきましたね。暖かくなってくるこのタイミングは花粉症も始まる季節なので、外出の際は眼鏡やマスクで花粉対策もしっかりと行わないといけませんね。
世界情勢に目を向けると、ロシア・ウクライナ問題で予断を許さない状況となっており、とにかく問題が拡大することなく、平和に解決する方向に進むことを祈るばかりです。
今回の混乱は私たち日本国にも少なからず影響が及ぶという意見も耳にすることがあり、台湾だけでなくアジア全域も緊張感が増しているようです。
混乱する世界情勢などの影響で、私たちの生活にも変化が出てきていますが、まずは「凡事徹底」を心掛けて日々着実に歩んでいきたいと思っております。
さて、当医院では、先月10日、11日、13日の3日間で院内の診療ユニット、マイクロスコープの増設工事などを進めることが出来ました。今回の内装工事により、マイクロスコープも5台になり、様々な診療で活用する機会が増えていく事になるかと思います。
マイクロスコープは、肉眼や、拡大鏡では見つけることが難しい細かい問題点を発見する事や、精密な診療を行うという面でとても優秀なアイテムです。口腔内は、暗くて狭いエリアなので、少しでも大きく見える事、明るく見えることが診療の精度と効率アップに直結します。
また、マイクロスコープで診療を行う際には画像の記録を取ることも可能ですので、患者様への治療説明や、診断結果の共有などの面でも活用しております。マイクロスコープでの診療を受けたことのある患者様の中には、治療後に処置の画像をモニターで見てもらった事がある方もおられるかと思います。最初に見ると皆様、その精度の高さや、普段なかなか見る事の出来ない実際の治療の細かい部分を詳細に見ることが出来て、驚かれる方が多くいらっしゃります。
このように利点ばかりのマイクロスコープによる診療ですが、その取り扱いに関しては、しっかりトレーニングを積まないと上手く使えないものですので現時点ではまだ、全スタッフが対応できている状況ではありません。今後、トレーニングをしてもらいながら、取り扱うことが出来るスタッフを増やしていこうと考えております。
なかなか新型コロナウィルスの感染拡大も先が見えませんが、この春からは感染対策を考慮したうえでの対面式の勉強会やセミナーなどにも徐々に参加していきたいと考えております。やはり、対面式での勉強は緊張感もありますし、WEBとは違い直接細かい点を確認することも出来るのでありがたいですね。セミナーの主催者などは様々な面に気を使いながらの開催で苦労も多いと感じますが、有難い機会を十分に生かせるように勉強もしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
では今月もどうぞよろしくお願い致します。
医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院
理事長 定村正之