あらためて考える”プロ意識”
こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院の定村正之です。
4月に入りましたね。新元号の発表もあり、平成という時代が終わる事に実感がわいてきました。改元以外にも今年から来年にかけては様々なイベントが多く、日本全体に何か大きな変化も起きるのではないかという空気も感じます。
先月には、イチロー選手の現役引退が発表され、現役での華やかな活躍を生で見てきたひとりのファンとして一つの時代の終わりを感じました。引退に伴う多くの特集番組を見て、プロスポーツ選手として非常に長い期間、日米のグランドで主役級の活躍を継続してきたことの裏にある努力を知り、本当のプロ意識を見せつけられました。
イチロー選手は多くの名言を残していますね。どれも実績を伴った言葉だけに、一つ一つ重みを感じますが、その名言の一つに「自分が全く予想しない球が来た時にどう対応するか。それが大事です。試合では打ちたい球は来ない。好きな球を待っていたのでは終わってしまいます。」という言葉がありました。
仕事においてはもちろんですが、日々の生活の中でも、自分の思ってもいなかった事が発生することや、予想もしない展開に巻き込まれることがあるものです。順風満帆に思い通りに仕事や人生が進んで行けば・・・などと甘いことを考えてしまうものですが、実際には、思う通りにならない事ばかりというのが実感です。私は、人一倍強く自分のペースを守りたいと思ってしまう性質を持っているようで、ペースを乱されると本当に調子が狂ってしまい、周りにも迷惑をかけてしまう事が多いと自覚しているのですが、このような人生の様々な予想外の出来事に如何に柔軟に且つ能動的に対応し、乗り越えていくかの重要性を感じる言葉ですね。
仕事を通じて、様々なアクシデントや、思わぬ展開を乗り越えることは、人としての成長に直結しているようにも感じます。歯科医師の仕事はプロ野球選手の仕事とは異なりますが、本質的な部分で繋がることはあるように思えます。
乗り越えられない壁は現れない、という名言もあるイチロー選手です。日々現れる壁から逃げずに、壁をいかにして乗り越えていくかを楽しみながら、今月も頑張っていきたいと思います!