こんにちは、杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。
今年は暖冬の影響でスキー場の雪不足のニュースを多く目にしますね。確かに、心底寒いなあ、と思う日は例年ほどないように感じます。寒さが苦手な私にはありがたい話ですが、地球の気候変動の影響かもしれないと思うと喜んでばかりはいられませんね。他にもオーストラリアで起こっている大規模な山火事、新型肺炎の流行など今年は年初から不安なニュースが続いており、何とか早く収束してもらいたいと願うばかりです。

世の中には自分の力ではどうにもできないことも多々ありますが、自分自身で決断する事を求められることも非常に多くあります。自分の人生は自分自身の決断の連続の結果であるとも言われますが、全くその通りだと思います。決断を保留にする癖があると流される人生になってしまいそうで、私は、出来るだけ自分で早めの決断をするように心がけています(と言っても、悩むことはたくさんありますが・・・)。

決断力を早め、正確性を高めるための方法として面白い話がありました。

それは「決める」という方にばかり気を取られるのではなく「断つ」の方にも気を配るという事です。ズバッと「断つ」ことが出来ないことは未練たらしい気持ちに繋がり、その結果正しいタイミングで正しい判断を出来ないことに繋がるという事であるようです。
「迷いや未練」を「断つ」ためにはスピードも重要なようでもあります。「チャンスの神様は前髪しかない」と言われるように、少しのタイミングの遅れで大きなチャンスを失うこともあります。

では素早く決断するためにはどうすればよいのでしょうか?

それには日頃から自分の人生の価値観や優先順位をはっきりと意識しておくことが重要という事のようです。ぼんやりと生きていくのではなく、自分は何に価値を持ち、何を優先して人生を歩んでいくのかを常日頃意識しておくことで、日ごろの小さな決断をスピーディーに、且つ正確に積み上げていく事ができ、重要な決断のシーンでも迷わず素早く正しい決断をすることが出来るようになるという考えですね。確かに、いつもはゆっくりのんびり考えてなかなか決断できない人が、重要な決断だけは早く決めるという事もないかと思います。

自分自身の決断の積み重ねの延長に自分の歩む道のレールが敷かれていくと思うと、日ごろの小さな決断も馬鹿には出来ませんね。人任せ、環境任せの流される人生ではなく、自らの意思をしっかり持ち、自分の意志で選択し決断していくことが出来るという感覚を身に付けて歩んでいきたいものです。

今月も多くの決断を下さないといけないと思いますが、スピードと正確性を高めるためにも、自分自身や法人の価値観や優先順位に照らし合わせた決断を心掛けて前に進んで行きたいと思っております。

では今月もどうぞよろしくお願いいたします。
医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院
理事長 定村正之

医療法人社団 東京哲翔会