こんにちは。杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。

 

なかなか収束の目途が立たない新型コロナウィルス感染に対し、1都3県に緊急事態宣言が発出されております。緊急事態宣言は徐々に全国に拡大しつつある状況で、予定した期日に宣言が解除されるかどうかも微妙な空気になってきていますね。早期に平和な日常が戻ることを切に祈るばかりです。

 

昨年の緊急事態宣言時には、当医院も診療体制を縮小する対応を取りましたが、これまでの歯科医院内での新型コロナウィルスに関しての対策などを改めて確認し、今回はしっかりと感染対策を行う前提で、アポイントなどは大きな制限は行わずに対応する方針とさせていただいております。もちろん、患者様自身の判断で診療を先送りにされる場合や、キャンセルされる場合は、患者様のお気持ちやご都合を優先して対応しておりますのでご安心ください。

ウィルスの変異なども起きているようですので、まだまだ先行きが見えず、ワクチンの接種が始まっても完全に安心ともいえない状況かもしれませんね。オリンピックが無事に開催されるかどうかもまだ決まらず、なかなか明るい話題が見えない日々です・・・。

 

その様な毎日ではありますが、先日とある患者様の診療時に交わした会話の中で、とても良い話がありました。

その患者様は、歯科医院以外にもお体の関係でホームドクターがいらっしゃり、何かあればその先生に診察を受けているという患者様でした。先日も、胃の付近に痛みを感じ、直ぐにその先生の所に伺い、胃カメラでの検査をしてもらったということでした。幸い大きな問題もなく、ちょっとした胃の傷があった程度だったそうです。その先生からその際に言われた言葉が素晴らしいと思ったのですがその言葉というのが・・・「健康でいることは大事なことだけど、もっと大切なことは、健康な状態で明るく楽しく毎日を生きることですよね。いくら健康でも、不安や心配ばかりでクヨクヨと生きていたら心身に良くないですよ。たくさん楽しいことをして、たくさん美味しいものを食べて、たくさん人と会って人生を楽しむことが一番ですよ」・・・なんと素晴らしいメッセージを患者様にお伝えされたのだろうだろうと感じました。言われてみれば当り前のことですが、歯科医院にしても他の医療機関にしても、もっと言えば健康診断であっても医療を受けることで健康になることが目的のように見えて、真の目的は、その先にあるということですよね。このようなエピソードをお話してくださる患者様にも感謝です!!

 

私たちは、患者様の口腔の健康を維持増進することを考え日々診療しています。口腔の健康を維持増進することは、単に口腔内の痛みを取り除く事や調子の良さを増進させるということだけでなく、口元が整うことで笑顔に自信を持てるようにもなりますし、美味しいものを食べる楽しみも増やすことが出来ます。

我々の日々の仕事が、単に患者様の健康増進になっているというだけでなく、その方の人生の楽しみを増やす一つの手助けになっていると思うと、なお一層やりがいを感じ、しっかりとサポートしていかないとと身が引き締まる思いです。

 

2月は診療日数も少なくなるのであっという間の1カ月になると思いますが、一日一日を大切に仕事に取り組んでいきたいと思います。

 

では今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院

理事長 定村正之

 

医療法人社団 東京哲翔会