歯ぎしり、噛みしめ予防にナイトガードを
杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。
冬本来の寒い日もあれば季節外れの暖かさを感じる日もありで、冬と春の気配が入り混じる2月でした。雪や強風の日もあり、不安定な天気でしたが着実に日は長くなり、季節の移ろいを感じます。四季の夏と冬が強調されて、ちょうどよい時期が短くなってしまったといわれて久しいですが、今年はどんな春になるのでしょうか。3月後半になると桜の開花のニュースも流れてくることと思います。明るく穏やかな春が訪れることに期待したいですね。
さて、世の中は株価上昇のニュースで沸く日もありましたが、GDPが世界4位に後退したニュースや街角景気があまり上昇していないこともあり、まだまだ政治・経済面も社会面も安定とは言い切れない状況であるように感じます。一億総中流社会と言われた時代はすっかり遠のき、様々な面で二極化が進んでいるともいわれています。
そして二極化だけが原因とは思いませんが、知らず知らずにストレスが溜まりやすい世の中になっているようにも感じます。自分に合ったストレスの解消法がある場合は問題ないのでしょうが、人によっては蓄積されたストレスや体調の不調・疲れが原因で歯ぎしりや噛みしめが悪化してしまい、歯のトラブルにつながることもあります。当院にもそのような患者さんが多く来院されます。詰め物が破損したりする程度であれば再修復可能ですが、歯が折れてしまう事で抜歯になってしまう事もあり、残念な気持ちになることもあります。少しでもストレスが少なくなり、穏やかな気持ちで日々過ごすことができる社会に変遷していくことを願ってしまいます。
当医院では、歯ぎしりや噛みしめによる歯や顎関節トラブルへの対策として、ナイトガードの作成を行っております。また咬合力調整治療としてボツリヌストキシン製剤を使った治療(保険適用外診療になります)もご案内しております。ご興味がある患者さんはどうぞお問い合わせください。
では今月もどうぞよろしくお願いいたします。
医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院
理事長 定村正之