明けましておめでとうございます。

杉並区荻窪の歯科医院 医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院 院長の定村正之です。

旧年中は、多くの患者様に医院をご利用していただきましたこと、医院スタッフを代表して感謝申し上げます。また、医院の運営にご協力いただきました多くの業者様にも感謝申し上げます。

 

2020年は、生活スタイル、仕事スタイルに大きな変化を感じた年でした。日々の生活や仕事における「当り前」を変えるというのはなかなか簡単には受け入れられないものですが、昨年1年間という短期間に世界中でここまであっという間にシフトチェンジしたことに改めて驚きを感じます。特に人と人とのコミュニケーションが急に遠いものに変わってしまったことになかなか慣れない状況で、今現在も的確な距離感やコミュニケーション手段を探っている状態です。

世の中に目を向けますと、どこに行ってもマスク着用、手指のアルコール消毒が当たり前になり、少し発熱しただけでもその対処にいちいち気を使うという状態になってしまいました。また、各種スポーツ観戦や映画鑑賞なども様々な制限の下でのレクレーションになってしまいました。海外渡航の禁止なども初めての経験でしたね・・・。

 

仕事面でも新型コロナウィルスが大きく影響し、振り回されてしまった1年間でした。もともと歯科医院は衛生環境の整った空間でしたが、感染予防面のレベルアップの為、患者様にもスタッフにもたくさんの新たなお願いをせざるを得ない状況でした。

見えないウィルスが相手ですのではっきりとした手ごたえもない中、国や保健所の示す様々な感染予防指針を確認して、医院の診療システムを更新し続ける1年でした。

 

この騒動はまだまだ簡単には収束しないと思われますので、引き続きしっかりと感染予防対策を続けながら診療を継続していくしかないと割り切っております。

 

2021年に入ると、今年持ちこたえてきた経済部分での問題が発露してくる可能性や、健康問題、ワクチン問題など、一人一人が今まで考えたことのなかったテーマに向き合って生活をしていかないといけなくなる時代になる可能性もあります。

 

とにかく不安な気持ちや、悲しむ気持ち、恐れる気持ちが煽られることの多い1年間でしたが、そのような気持ちは人の心身を蝕むストレス源になるといわれています。2021年になっても状況が急に変わるわけではありませんが、それでも日々の生活や仕事の中に楽しいことや明るい話題を見出し、心の温度を上げるように一人一人が気を付けていく事が重要なように感じます。

 

医院としましては、現在地に移転して8年経過し、ようやくスタッフ面でも環境面でも落ち着いた雰囲気が出てきたように感じております。私自身もここ数年、歯科医師としての仕事が非常にやりやすくなってきております。とはいっても、完成形に到達したとは感じていません。まだまだ課題もたくさん見えておりますので、一つずつ課題をクリアしていきたいと思っております。

 

2021年、患者様や関連業者様、一緒に働くスタッフにとって、よりいっそう、居心地の良い、温かいクリニックとなることが出来るように引き続きスタッフ皆で努力していく所存でおります。

 

皆様にとりまして、新しい年が良い年になることを祈念しております。

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

 

医療法人社団東京哲翔会 定村歯科医院

理事長 定村正之

医療法人社団 東京哲翔会